2010年10月31日

唐粉

 広報部員Fです。


 『それ』が中国から日本に入ってきたのは室町時代(1393〜1573年)までさかのぼります。

 
 明との『勘合貿易』によって伝わったと言われています。


 『勘合貿易』とは、当時、明は『海禁政策』をとっていて、自国と外国との自由な渡航、貿易を禁止していましたが、勘合符をもった船とのみ貿易を許可していました。

 
 中国に修行に行った僧が持ち帰ったと言われます。


 伝来当時、小麦の事を『麺』と呼び、その小麦の『筋』と言う意味で『麺筋』と呼ばれました。


 現代でも中国では、『これ』を『麺筋』と呼びます。


 これを焼いたものは、当時、大変珍しく、お菓子として食べられました。

 天正年間、千利休が催した『天正茶会百席』にお菓子として出されたことが記録に残っています。


 のちに徳川幕府が、西洋の小麦と手法を学び、作りだしたのが、その始まりと言われます。

 
 明治に入り、それが一般的になり、庶民の食生活に受け入れられるようになりました。


 これからの季節、鍋料理や味噌汁の具にと名脇役と言っていいでしょう。


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 『麩』です。

 なんとも存在感の薄いイメージの『麩』ですが、これが実に栄養豊富です。


 たんぱく質グルテンを主原料にする低カロリー食品で、消化吸収率は90%以上、脳の発達に欠かせないグルタミン酸になります。


 『頭の良くなる食材』と言ってもいいのかも知れません。


 これからの時期、手軽に使える『麩』を食べれば、もしかすると頭が良くなったなと感じるかも知れません。




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2010年10月30日

伝説

 広報部員Fです。


 ギリシャ神話によると、太陽神アポロンに恋したクリティが嫉妬のあまり、アポロンの恋人レウトコエ王女の父に情事を密告したため、父は、レウトコエを生き埋めにしてしまいます。

 
 こんなことをしてしまったクリティは、これを恥じます。

 
 9日間、空を過ぎて行くアポロンを見ているうちに『あるもの』になったと言います。

 
 また、伝説では、昔、カルタと言う少女がいました。

 少女は、太陽神アポロンに憧れ、アポロンを見ることだけが生きがいでした。


 家にも帰らず、朝一番の太陽を待つ毎日でした。


 アポロンに対する想いが強すぎたのでしょう。

 次第に痩せ、肉体を失い魂だけになったと言います。

 魂は、太陽の中に吸い込まれて行きました。

 彼女の立っていた場所に『あるもの』があったと言います。

 
 その『あるもの』が花コーナーで綺麗に咲いていました。


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 『マリーゴールド』です。

 日本では『キンセイカ』の名で知られます。


 マリーゴールドは、ハーブティーとしても使われ、その効能は、利尿作用美肌消炎鎮痛などに効果があるとされ、ハーブバス、ローションとしても使われます。

 
 マリーゴールドはその名の通り、聖母マリアの祭日に咲いていたため『マリア様の黄金の花』と呼ばれます。


 花言葉は、『嫉妬』『希望』『悲哀』


 『願い秘め 想いとげるや キンセイカ』 藤重博孝


 まさに数々の伝説の通りの花言葉です。

 
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2010年10月29日

昔話

 広報部員Fです。


 熊本県天草のお話です。


 昔々、太助どんと言う百姓がおりました。

 太助どんは、『からいも』の苗を畑に植え夢中で育てておったそうな。

 相変わらず日照り続きの天草でしたが、『からいも』は、元気に育っていきました。


 しかし、畑一面に、つるは、延びるものの『実』はなりません。


 太助どんは、がっかり。

 子供たちは、腹をすかせて泣いています。

 
 実は、『からいも』がどんなものか誰も知りませんでした。


 太助どんは、『からいも』のことはすっかり忘れていました。


 ある日のことです。


 「盗人じゃ〜 畑あらしじゃ〜」


 村中大騒ぎです。

 盗人は、太助どんの畑に逃げ込みました。

 盗人は、『からいも』のつるが足にからまって転んでしまいます。


 「役立たずのいものつるが、こんなところで役にたったわい」と太助どん。

 
 「盗んだものは、全部返すけに、ゆるしてつかあわい」

 と差し出したのは、つるになった泥だらけの『からいも』でした。

 
 「からいもじゃぁ〜、からいもは土の中に出来るもんじゃったんか」

 
 太助どんは、盗人に礼を言いました。

 
 それから、天草では、どこの家でも『からいも』が作られるようになったそうです。


 みなさんご存知でしょう。

 『からいも』とは、この『芋』です。


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 『さつまいも』です。

 
 1年中、店頭にならんでいる『さつまいも』ですが、旬は9月〜10月にかけてです。

 甘みが増し、一段と美味しくなっています。

 ビタミンCが豊富で、さつまいも1本で、1日の必要量を摂取できます。

 ビタミンEは、細胞の老化を防ぎます。

 さつまいもを切ったときに出る乳液は、ヤラピンと言う成分で、便通を良くし、大腸がんを防ぎます。

 カリウムも豊富で、塩分バランスを調節して高血圧に効果があります。


 『石焼きの 芋の香りに 秋深し』 藤重博孝


 ほっくりとした食感と、ほのかな甘みが秋を感じさせます。



 
posted by まるきグループ広報部 at 16:32| 山口 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報部Fの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月27日

街道を行く

 広報部員Fです。


 東海道の支路のひとつで、富士山を北に仰ぎ見て、山梨県河口湖町と笛吹市とのまたがる峠、御坂峠を越えて、甲府盆地に入ります。


 ちなみに『御坂峠』の由来は、日本武尊(ヤマトタケル)がこの峠を越えて、東北遠征に出たことに由来します。


 八代郡にある『黒駒関』は、富士信仰の高まりとともに、富士山に向かう旅人から、通行料を徴収してきました。


 富士信仰は、代表的なものとして、富士浅間信仰が挙げられるでしょう。

 富士山のその姿、雄大さから、多くの宗教が崇拝の対象としてきました。

 富士浅間神社を総本山とする日本各地の神社は、1300を数えます。


 祭神は、『木花咲耶姫命(コノハナノサクヤビメ)』

 『火の神』とも『水の神』とも言われます。

 いずれにせよ、しばしば、猛威をふるう富士山を鎮めるために祀られたものでしょう。


 甲斐盆地に入り、甲斐国府に至ります。

 しかし、現在にいたるまで、遺構が見つかっていないため、甲斐国府がどこに存在したかは、はっきりしません。


 国府とは、国司が政務をとる国庁、いわば国の中心です。

 さぞ賑わっていたことでしょう。

 
 山梨県で生まれ、その古道の名がついた『ぶどう』です。


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 『甲斐路』です。

 糖度は、18〜20度と甘く、上品なマスカット系の香りと深いコク、大粒でボリュームがあり食べ応えがあります。

 見た目も美しい『甲斐路』

 是非、その瑞々しさを味わって頂きたい逸品です。


 
posted by まるきグループ広報部 at 19:44| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 広報部Fの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

 広報部員Fです。


 気圧の谷や寒気の影響で、山口県でも、最高気温18度までしか上がらず、明日はさらに気温が下がり17度までしか上がらないようです。


 さらに北海道では、低気圧や強い寒気の影響で、昨年より、6日早く初雪を観測しました。

 10月の観測は、6年ぶりのことだそうです。


 やはり、影に入り、風に当ると寒さえ感じます。


 もはや、神無月の暦も後半。


 『のどかなる 御代の春知る 色なれや 雲居の桜 移ろいもせぬ』


 物事の盛りがいつの間にか、過ぎて行くように、季節の移ろいも、人のこころを置いたまま、過ぎて行きます。


 これからの季節、なにかと重宝するのが『これ』でしょう。


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 『カイロ』です。


 『カイロ』は『懐炉』と書きます。

 文字通り、懐に入れて暖をとるものです。


 その歴史は江戸時代まで遡り、『温石(おんじゃく)』と呼び、石を温め、布にくるんで懐に入れました。

 
 明治には、麻がらを炭の粉末にして固めたものを袋に詰め、容器の中で燃やす『カイロ灰』が使われるようになりました。


 大正時代には、『ベンジン』を使用し、ベンジンの気化と白金の触媒作用を利用する『ベンジンカイロ』が使用されていました。


 そして、現在、鉄粉酸化反応させた熱を利用したカイロは、1978年ごろから使用されています。


 『使い捨て 懐炉のごとく 推断す』 藤重博孝


 温かい時期、冷めて行く時期が判っていく『カイロ』のように、きちんと事態をおしはかり、判断したいものです。





 



posted by まるきグループ広報部 at 16:20| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 広報部Fの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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