2010年10月29日

昔話

 広報部員Fです。


 熊本県天草のお話です。


 昔々、太助どんと言う百姓がおりました。

 太助どんは、『からいも』の苗を畑に植え夢中で育てておったそうな。

 相変わらず日照り続きの天草でしたが、『からいも』は、元気に育っていきました。


 しかし、畑一面に、つるは、延びるものの『実』はなりません。


 太助どんは、がっかり。

 子供たちは、腹をすかせて泣いています。

 
 実は、『からいも』がどんなものか誰も知りませんでした。


 太助どんは、『からいも』のことはすっかり忘れていました。


 ある日のことです。


 「盗人じゃ〜 畑あらしじゃ〜」


 村中大騒ぎです。

 盗人は、太助どんの畑に逃げ込みました。

 盗人は、『からいも』のつるが足にからまって転んでしまいます。


 「役立たずのいものつるが、こんなところで役にたったわい」と太助どん。

 
 「盗んだものは、全部返すけに、ゆるしてつかあわい」

 と差し出したのは、つるになった泥だらけの『からいも』でした。

 
 「からいもじゃぁ〜、からいもは土の中に出来るもんじゃったんか」

 
 太助どんは、盗人に礼を言いました。

 
 それから、天草では、どこの家でも『からいも』が作られるようになったそうです。


 みなさんご存知でしょう。

 『からいも』とは、この『芋』です。


101029_1526~01.jpg

 『さつまいも』です。

 
 1年中、店頭にならんでいる『さつまいも』ですが、旬は9月〜10月にかけてです。

 甘みが増し、一段と美味しくなっています。

 ビタミンCが豊富で、さつまいも1本で、1日の必要量を摂取できます。

 ビタミンEは、細胞の老化を防ぎます。

 さつまいもを切ったときに出る乳液は、ヤラピンと言う成分で、便通を良くし、大腸がんを防ぎます。

 カリウムも豊富で、塩分バランスを調節して高血圧に効果があります。


 『石焼きの 芋の香りに 秋深し』 藤重博孝


 ほっくりとした食感と、ほのかな甘みが秋を感じさせます。



 


posted by まるきグループ広報部 at 16:32| 山口 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 広報部Fの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大きな、さつまいもですね。美味しそうです。
ぜひ、買いたいと思います。
Posted by まなみ at 2010年10月29日 23:39
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。